学校給食関連の視察について

 9月30日金曜日、教育民生常任委員会で、東京ビッグサイトに視察に行ってきました。学校給食関連の展示会があったためです。
 色々な調理機材や、給食用食器などの展示がありました。微生物利用の生ごみ処理装置もありました。

 また、愛知文教女子短期大学の安藤京子教授による「アレルギー対応給食」の講演がありました。安藤教授は、多くの教え子を給食の現場に送り出しておられます。

 ここでわたしは「目からウロコ」の認識を得たのですが、それは、
「一部の子供にだけアレルギー対応食を用意するのではなく、最初から、全ての子供にアレルゲンを除いた給食を提供する」
 という発想です。

 確かに、理に適っています。アレルギーを持つ児童が増え続けている現状では、個別対応はいずれ限界に来ます。それよりも、最初から、小麦や牛乳、卵など、大きな共通要因になる食材を除去した献立を考えるということです。

 たとえば、ハンバーグのつなぎに卵を使ってしまえば、卵アレルギーのお子さんは、ハンバーグ自体を食べられなくなります。ですが、つなぎに別の食材を使い、卵は卵料理として別に出せば、卵だけ残すという食べ方が可能になります。
 工夫すれば、栄養の面でも、問題はないそうです。牛乳は飲める人だけ別に飲めばいいのですし、米粉とか、ライスミルクとか、新しい素材もどんどん増えていますから。

 また、和食中心の献立にすれば、正しい食生活の基本が身につきます。これは、生涯にわたる健康維持に大きな効果を持ちます。
 美味しくて健康によい和食の人気は、既に世界的なもの。葉山町でも、ぜひ、この知見を給食に取り入れていただきたいと思います。

 給食センター建設ということになれば、アレルギー対応が大きな問題になってきます。これまでは、各学校担当者の真摯な努力で対応してきたことです。顔の見える距離だったからこそ、細かい対応ができていたのだと思います。
 多様なアレルギーに、一か所の施設で対応するのは、やはり困難なこと。
 農薬や添加物の問題もあります。これまで特にアレルギーのなかった人が、急にアレルギー反応を起こすこともあります。
 これからの時代、化学物質過敏症は、いつ発症するかわかりません。花粉症が増えているのと同じことです。体内に取り込んだ化学物質が限界に達すると、拒絶反応が起きるようです。

 アレルギーは、全ての児童生徒の問題として考える時期に来ていると思います。週に何回かだけでも、アレルゲン除去の献立を取り入れたらどうでしょうか。
 

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