「ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪」 今野晴貴著

 文藝春秋の新書です。逗子図書館蔵。

 皆さんももう、「ブラック企業」という呼び名はご存じだと思います。この本では、それがどのようなものか、日本の社会にとってどんな意味を持つのか、分かり易く説明しています。

 前書きを見ていただくだけでも、およそは掴めると思います。

 「違法な労働条件で若者を働かせ、人格が崩壊するまで使いつぶす「ブラック企業」。もはや正社員めざしてシューカツを勝ち抜いても油断はできない。若者の鬱病、医療費や生活保護の増大、少子化、消費者の安全崩壊、教育・介護サービスの低下――。「日本劣化」の原因はここにある!」

 目次をご紹介します。ぜひ、手に取ってご覧下さい。
 「最近の若者は根性がないから、すぐ辞めるんだ」
 という見方は、もう成り立ちません。意図的・組織的な「若者の搾取」が行われているのです。

 助けが必要な時は、個人型の労働組合や、労働基準監督署、労働関係のNPOなど、複数を当たってみて下さい。助けを求めることは、あなたの権利です。身も心もボロボロになる前に、自分を守って下さい。


第Ⅰ部 個人的被害としてのブラック企業

 第1章 ブラック企業の実態

 第2章 若者を死に至らしめるブラック企業

 第3章 ブラック企業のパターンと見分け方

 第4章 ブラック企業の辞めさせる「技術」

 第5章 ブラック企業から身を守る

第Ⅱ部 社会問題としてのブラック企業

 第6章 ブラック企業が日本を食い潰す

 第7章 日本型雇用が生み出したブラック企業の構造
 
 第8章 ブラック企業への社会的対策

 なお、雨宮処凛(あまみや かりん)氏の「非正規・単身・アラフォー女性」も参考になります。光文社新書。逗子図書館にあります。

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