映画「空母いぶき」で考えさせられました

 かわぐちかいじ原作のヒット漫画を映画化。もう、ご覧になりましたか?

 原作では、離島を占拠したのは中国でしたが、映画では遠慮したのか、他の考えがあったのか、仮想の国家となっています。

 映画として、よく出来ていたと思います。敵艦や敵の戦闘機からミサイルが発射され、短い時間に対処を決めなければならない緊迫感、リアルで怖かったです
 もしも有事があれば、こういう感じになるのだろうかと、現実と重ね合わせて考えてしまいました。自衛官の仕事の大変さ、責任の重さも伝わってきました。この映画を見て、自衛隊に志願する若者が、ますます減ってしまうかもしれません。

 日本は「専守防衛」を大原則とし、自分からは決して戦争を仕掛けないと決めているわけですから(これは世界に誇るべきことです)、この映画でも、たとえ先に離島を武力で占拠されても、政治家も自衛官も、極力、流血を避けて解決しようとするわけです。

 でも、敵艦を大破・撃沈できるミサイルを装備しているのに、それをあえて使わず、接近戦に持ち込み、艦の主砲で、相手を撃沈しないよう加減して戦うというのは、現実にはどうなのでしょう。自衛官に、そこまでの自己犠牲を求めていいのかどうか、と考えてしまいます。

 また、政治家の決断が遅れると、現場の自衛官に大変な負担を強いることになります。政治的理由で、使いにくい兵器を買わされることもあるでしょう。

 実際、自衛隊では、有事の際の医療体制が不十分だという指摘もあります。自衛官を危険な地域に派遣するのに、必要なだけの医師や看護師がいなかったら、どうなるのでしょうか。

 もちろん、誰からも侵略されないで済むのが一番です。そのために、抑止力としての武装を整えておく、というのはわかります。
 しかし、国家が国内の問題を解決できない時、国民の不満をそらすため、軍事行動や侵略行動を起こすというケースもあります。経済的な利益のため、口実をつけて戦争に持ち込むこともあります。
 現実に中国は、チベット自治区やウイグル自治区などで、相当な民族弾圧を続けているそうです。
 こちらが悪くなくても、攻撃されることはあるでしょう。
 そういう紛争や戦争を避けるには、どうしたらいいのでしょう。
 
 基本的には、日頃から、経済や文化の交流を進め、国民同士が仲良くなっているのが一番の防衛策と思います。国民が常に大勢行き来していれば、それが最大の安全保障になるでしょう

 それでもなおかつ、兵器産業の利益のため、あえて紛争を起こす人たちは存在します。その扇動に乗らないように、一般国民が賢くなるしかありません。

 アメリカがイラクを侵略した時も、正義の戦争だと思ってしまった記憶はありませんか?

 マスコミが正しい情報を流さず、国民を誘導しようとすることはあります。常に疑う姿勢が大切です。

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