ハリウッド版「ゴジラ」と放射能

 映画「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」を見ました。日本の怪獣映画に対する、製作者の愛情と敬意が伝わってきます。
 これからご覧になる方は、以下の文は、その後に読まれた方がいいかもしれません。


●特にモスラの登場場面が美しく、ザ・ピーナッツの歌った、懐かしいモスラのテーマが甦りました。子供時代、あの歌には魅了されたものです。

●キングギドラとゴジラの対決も堪能できます。キングギドラはヤマタノオロチが元になっているそうですが、当時の特撮の技術では、8本の頭は操れず、3本になったという話をどこかで読んだ記憶があります。

●ラドン対モスラも面白いですね。戦闘機をはたき落すラドンの強さに対して、モスラは不利かと思われたのですが……

●初代ゴジラを倒した「オキシジェン・デストロイヤー」も早々に登場しますが、宇宙生物であるキングギドラには通用しなかった……これはストーリーの都合上、仕方なかったかも。原作に対するリスペクトと解釈できます。

●気になったのは、放射線防護に対する意識の低さ。ゴジラが放射能を帯びているとわかっているのなら、近よっては危険、遮蔽が必要、という認識を表に出すべきでは。
 そのゴジラとキングギドラが戦う足元に着陸するなんて、いくら子供を救うためでも、無謀すぎます。

●もっとも、福島の悲劇を経験していながら、まだ原発を廃止しない日本人に、放射能に関する意識の低さを非難されるとは……と製作者側、もしくは日本以外の観客には、呆れられるかもしれません。
 まったく、その通りです。まだ懲りていないのでしょうか、われわれ日本人は。

●放射能汚染の脅威を認めず、実際より被害を低く見せようとする傾向、あるのではないでしょうか?

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック