テーマ:小説

小説『ババヤガの夜』王谷晶著は映画『怒りのデス・ロード』を想起させます

 葉山図書館で借りました。男たちの暴力が支配する世界での、女性同士の絆を描いているという点で、映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』に通じるものがあると思います。  こういう作品が多く書かれ、読まれるようになったということは、いいことだと思います。昔は、物語世界での女の友情とか助け合いというのは、男女の恋愛ストーリーの陰に追い…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

短編小説『惑星映画』

実はWindows10に移行してから、ホームページが更新できなくなっています。 どうもシステム上の問題らしいのですが、これが解決しないとホームページを手直しできなくて……困っています。趣味で書いている小説や、イラストをリニューアルして公開したいのですけれど。 前に書いた部分にミスがあったことも発見したので、お恥ずかしいのです…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『丸の内魔法少女ミラクリーナ』は快作です!!

村田沙耶香著、葉山図書館で借りました。 この著者の芥川賞受賞作『コンビニ人間』も面白かったのですが(人間社会になじめない主人公に、つい感情移入してしまいます)、この『ミラクリーナ』に収録されている短編『変容』が傑作でした。 「バブル世代」や「しらけ世代」、「ゆとり世代」や「草食系男子」など、その時代時代で、若者の定型というも…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

「非色 ひしょく」 有吉佐和子著 について

書評で見て、面白そうだったので、葉山図書館で借りました。もはや古典ですが、非常に素晴らしい作品で、一気に読みました。さすがは有吉先生です。 第二次大戦後、何とか復興しようとあがいている日本で、主人公の笑子(えみこ)は、進駐軍のアメリカ軍人と知り合う。彼は黒人だったが、リッチで親切で、笑子には「豊かなアメリカ人」という認識しかなかっ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『疫神 やまいがみ』川崎草志著 は怖かったです!!

葉山図書館所蔵。バイオ系に心霊系(もしくは超自然系?)の混じったホラー小説ですが、コロナ禍の現在、ひしひしと伝わってくるものがあります。 冒頭から緊迫感があり、ページをめくる手が止まらずに、一気読みしました。 人類が都市を築き、密集して住むようになったことで、大規模な伝染病が繰り返し発生するようになる。科学技術は、その大波を…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

小説『モスクワの伯爵』素敵です!!

 あまりにも魅力的な小説だったので、お勧めします。  エイモア・トールズ著。葉山図書館収蔵。  1922年、モスクワ。帝政ロシアがソビエト連邦になった時代。  革命に協力的でなかったという罪で、革命政府に無期限の軟禁刑を宣告された、主人公のロストフ伯爵。  モスクワきっての高級ホテル「メトロポール」のスイートに住んでいた…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

姫野カオルコ著「彼女は頭が悪いから」について

 心に痛みをもたらす小説です。  自分の持つ「差別意識」が明るみに引き出される、という意味で。  姫野カオルコさんの小説で、最初に読んだのは『受難』でした。女性の美醜や自意識が主題で、心に刺さったことを覚えています。  著者は、多くの人が見過ごしている日常生活の中の「違和感」や「不条理」について、鋭い分析を行う人だと思いま…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

追悼 田辺聖子先生

 この6月に、91歳で亡くなられました。  少女のように無邪気な方だったそうですが、著作には、ほろ苦い大人のユーモアが溢れていました。  恋愛小説では、関西弁の魅力を活かした「言い寄る」の三部作。  源氏物語のパロディ「私本 源氏物語」シリーズも傑作です。これを読めば、原典に入りやすくなります。  スーパー老婦人の歌子さんが…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

「世界の終わりの七日間」ベン・H・ウィンタース

 明日、人類が滅亡するとしたら、今日、あなたは何をしますか?  滅亡が半年後だったら、それまでどう過ごしますか?  行きたかった旅行に行く?  良識を捨てて、乱痴気騒ぎをする?  家族と共に、どこかへ避難する?  この小説は、そんな世界の終わりを、ある青年刑事の視点から描いた作品です。  「地上最後の刑事」、「カウントダ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

映画「シェイプ・オブ・ウォーター」

 今年のアカデミー賞受賞作です。  メキシコ生まれのギレルモ・デル・トロ監督は、これまで「パンズ・ラビリンス」というダークな味わいのファンタジーや、巨大ロボットが活躍する痛快な「パシフィック・リム」などを送り出しています。  今作は、ロマンティックな大人のファンタジーと言えばいいでしょうか。  アメリカとソ連が張り合ってい…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

田中芳樹著「創竜伝」について

 田中芳樹氏といえば、「銀河英雄伝説」、「アルスラーン戦記」など、多くのヒット作で知られる作家です。  私も一時期、「銀英伝」にはまっておりました。おかげで、歴史の面白さに目覚めるという効果がありました。  今回、氏の著作である「創竜伝」を初めて読んだのですが、現代文明への批判(特に、深くものを考えない日本人の社会について)を込…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

小説「ワイルド・ソウル」について

 この本の著者は垣根涼介氏、葉山図書館で借りました。  皆さんは、ブラジル移民について、どのくらいご存じでしょうか。日本がまだ貧しかった頃、国家事業として、南米に多くの移民を送り出しました。  私の祖父一家も、九州からブラジルに渡り、そこで農園を営んでいました。祖父が早くに亡くなったので、残された女子供では農園を維持できず、…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

北方謙三の『三国志』はハードボイルド!!

 女性作家は『源氏物語』を愛する率が高いですが、男性作家は『三国志』ですね。多くの男性作家がご自分の解釈で『三国志』をリメイクされていますが、私のお勧めはハードボイルド作家、北方謙三氏のものです。歴史小説でありながら、バードボイルド。しびれます。  曹操がかっこいいのは当然として、劉備、関羽、張飛の三兄弟のうち、これまで『単純な武…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

個人演説会のお知らせ

 市民グループ『トランジション葉山』の皆様が、四月の議員選挙に向けて、立候補者の個人演説会を企画して下さいました。皆さま、ご都合が合えば、お出かけ下さいませ。面と向かって話をすれば、わかることが色々あると思います。  私、山田由美の場合は、3月13日の金曜日、夜の7時からになります。場所は堀内会館です。  駐車場はありますが…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

小説『ブルー・ギャラクシー ユーシス編』について

 この作品も、未来の宇宙が舞台です。  この時代、銀河に広く散った人類は、『中央星域の平和な市民社会』と、『何でもありの辺境の違法組織』に分裂しています。保守的な市民社会では、遺伝子操作や人体改造が禁じられているため、『永遠の生命』を求める者は、危険を承知で辺境の宇宙に出ていくしかないのです。  本編のヒロインの紅泉(こうせん)…
トラックバック:0
コメント:1

続きを読むread more

小説『ミッドナイト・ブルー 茜編』について

 これは、未来の世界を舞台にした作品です。日本文学館から刊行しました。著者はわたし、山田由美です。本屋で注文できます。  遠い未来、銀河に広がった人類社会は、『平和な市民社会』と、『辺境の違法組織』に分裂しています。ただし、市民社会では遺伝子操作による不老処置が禁じられているため、『永遠の生命』を求めて辺境の宇宙に流出していく市民…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

山田由美in葉山

★まずはご挨拶をどうぞ。  葉山町の葉桜住宅に住んでいる山田由美です。1962年生まれ、獅子座のO型。  葉山図書館近くの竹田医院と、逗子市内の学習塾で働いています。子供に勉強を教えるのが、天職だと思っています!!  私のホームページもあります。http://www7b.biglobe.ne.jp/~yumi-lilis-le…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more