「人口で語る世界史」ポール・モーランド著

逗子図書館収蔵。十八世紀からの世界の歴史を、人口という切り口で分かり易く解説しています。以下にざっと引用しますので、ぜひ本書をご覧下さい。

●十八世紀の世界人口は十億人未満だったが、いまや七十億人超に

●この二百年を人口で忌憚なく読み解く

人口とは軍事力であり経済力である

●ひとつめの要因は、乳児死亡率

●二つ目の要因は、出生率

●三つ目の要因は、移民

人間の数はソフトパワーへも影響する

●オバマ、そしてトランプを選んだのは誰か

●英国帝国主義は人口が武器となった

●新大陸からのジャガイモで人口が跳ね上がったアイルランド

●だが、ジャガイモが疫病に襲われ、飢饉へ

●若い大国は好戦的である

●第二次世界大戦、なぜドイツはソビエトに敗れたのか

●高齢化する西洋社会

●アルコール依存、自殺、ロシア男性の低い平均寿命

●プーチンいわく「わが国が直面している最も重大な問題は、人口問題である」

●日本・中国・東アジア 老いゆく巨人たち

●大日本帝国とナチスドイツは、人口政策が似ていた

仕事と育児が両立しない文化、男女格差も先進国最下位に近い

●中央値四十六歳、「史上最も速く高齢化の進んだ国」

●中国のジェットコースター

●男児が増える弊害

●迫りくるインド

●若く好戦的な中東と北アフリカ

●アラブの春――二十六歳青年の焼身自殺にみる若年人口の急増

●「こんな地獄に子供を送り出したくない」――出生率が低下しはじめたイラン

若年失業率が社会不安へ

●未来の主役か サハラ以南のアフリカ

●最大国ブラジルの出生率低下――侮れないテレビドラマの影響力

●メキシコはアメリカへ入るより、アメリカから出る人が多くなった

●多様な宗教の南アジア、二〇ニ七年にはインドが中国を抜いて世界一へ

●これから四十年は、アフリカの人口増加が世界へインパクトを与える

●テクノロジーによる想像外の未来も

 世界全体で見ると、先進国は共通して少子化へ進んでいます。今はまだ人口が増えているアジアやアフリカなども、これからは同じ過程をたどると予測されています。ただ、それにはまだ年月がかかるので、人口増が止まり、環境に配慮できる穏やかな世界に到達するまで、色々な問題を乗り越えていかなければならないでしょう。
 このような本で大局を眺めておくと、個々の問題も見通しがつきやすくなるのではないでしょうか。

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